
任天堂の主要市場といえば、北米、欧州、日本が思い浮かびますが。アジアをはじめとするそれ以外の地域で影響力を持ち始めています。
任天堂の古川俊太郎社長は、最新の決算カンファレンスの中でアジアでの売り上げについて語っています。
なかでも中国で9月に発売された『リングフィットアドベンチャー』が絶好調なスタートを切り、今も売れ続けているそうです。
古川社長はアジアについてこう語っています。
「任天堂では(アジアとは)オーストラリア、ニュージーランド、日本以外のアジア地域を指す言葉として使っています。地域別の売上高の伸びを前年同期と比較してみると、日本が67%、米国が61%、欧州が72%と伸びているのに対し、その他の地域では152%という大きな伸びを示しています。」
「テンセント社からは、中国本土では9月3日に発売された『リングフィットアドベンチャー』が好調な滑り出しを見せ、現在も好調な売れ行きを維持していると聞いています。一部では『リングフィットアドベンチャー』がNintendo Switchの売上を牽引しているとのことです。」
「日本を除くアジア地域の2020年3月期の売上高は、Nintendo Switchが発売された2017年3月期と比較して6.7倍になっています。Nintendo Switch発売当時は、香港、シンガポール、中東の一部の「その他」地域のみで販売されていました。」
「また、『ポケモン』のフランチャイズタイトルが非常に好調に推移したことに加え、任天堂の定番タイトルの販売本数も伸びており、『リングフィットアドベンチャー』や『あつまれどうぶつの森』など、幅広い層がを購入し始めています。オーストラリアでは、Nintendo Switchの販売が日米欧の好調さと同程度のペースで順調に伸びています。」
『リングフィットアドベンチャー』はアジアではキラーソフトとなっているようで、SwitchでのWii Fit的なタイトルになりそうですね。
中国ではSwitchが巣ごもり需要を超えてブームになっていて、中国市場でナンバーワンのソニーを追い越す勢いだと伝えられています。
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