
Gaming Boltにて「PS5 プレーヤーの嫌がる15のこと」という記事がポストされましたので、かいつまんで紹介します。
「PS5は全世界で発売されています。在庫不足のため入手できなかった方も多いと思いますが、幸運にも注文できたひとも少なくありません。
PS5は素晴らしいスタートを切ったものの、他の新しいゲーム機同様いくつかの問題を抱えています。
大きいものから小さいものまでいくつかの問題点を取り上げます。」
1.バックアップの保存
PS5は発売時にいくつかの基本的な機能が不足しています。
そのひとつとして、PS5ではセーブデータのバックアップ方法がかなり制限されています。PS4とは異なり、外付けUSBドライブにセーブデータをバックアップするオプションはありません。
2.ストレージスペース
年に数本しかゲームをプレイしないようなカジュアルなユーザーにとっては大きな違いにはならないかもしれませんが、PS5はかなり深刻なストレージの制約に直面していると多くの愛好家から指摘されています。
Xbox Series Sの364GBよりは優れていますが、PS5の664GBの内蔵ストレージはかなり小さいです。さらに状況を悪化させているのは、外付けSSDの拡張機能がサポートされていないことです。
3.1440pサポートなし
1440pモニターでゲームをプレイするプレイヤーはかなりの数になると思いますが、PS5の発売時には1080pと4Kの出力しかサポートしておらず、その中間のサポートはありません。これはちょっと残念です。
4.後方互換について
PS5ではPS4の下位互換があり、特定のゲームをいろいろな方法で強化することができるのは素晴らしいことですが、コンソールの下位互換性の扱い方には少し制限があることがわかりました。
『ロケットリーグ』、『コール オブ デューティ ウォーゾーン』、『スターウォーズ スコードロン』などは、Xbox Serues XとSeries Sでは120fpsをサポートしていますが、PS5版ではサポートされていません。
5.スマートデリバリースタイルの欠如

PS5はXboxと同じように前世代機からの無償アップグレードをサポートしていますが、パブリッシャーが提供しているかどうかにもよります。
Xbox Series X/Sではスマートデリバリーの機能により、起動するだけでゲームのベストバージョンにアクセスできます。
PS5ではこのようなシステムレベルの機能がないため、混乱を招く可能性があります。実際すでにそうなっています。
最近では、PS5で気づかずに『コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー』のPS4版をプレイしてしまうという事例が報告されています。これはPS5版を手動で選択しなければならないからであり、劣ったバージョンがデフォルトで表示されるからです。
6.大きさ
この点については人によって違いがあるかもしれませんが、PS5の大きさについては、ソニーが初めて発表した時から不満の声が上がっていました。
その不満はPS5の発売に向けて大きくなり、発売後は耳をつんざくような大きさになっています。
PS5は縦置き、横置きを問わず、多くの人が置く場所を探すのにすら苦労するほどの巨大なゲーム機なのです。
7.ベース
コンソールが必要以上に複雑になっているのは、ベースの部分です。
横置きにする場合はクリップオンとして機能するだけなので簡単ですが、縦置きにする場合はネジを回してキャップを外し、そのキャップをベースに固定しなければならず、実に煩雑です。
この世界の終わりというわけではありません。ここで紹介したいくつかの問題よりも小さな問題です。
8.コイル鳴き
PS5は非常に静かなゲーム機で、ロケットエンジンを搭載したPS4やPS4 Proのようなゲーム機と比較して、その静音性は高く評価されています。
しかし完全に静寂というわけではありません。
例えばディスクドライブは時おりノイズを発することがあります。また、一部のユーザーはコンソールからハミング音が聞こえると報告しています。これはコイル鳴きである可能性が高いです。
いずれも大きな音ではありませんが、完全に無視できるものではありません。
9.レストモードのエラー
すべての問題の中でこれはおそらく最も悲惨なものです。
コンソールをレストモードにすると、コンソール全体のデータベースをクラッシュさせる重大な問題を引き起こす可能性があります。これがなぜ起こるのか、いつ起こるのか特定されていません。
ある程度の数の報告があるので、ソニーはすでに対処に取り組んでいるはずです。そうであることを願っています。
10.PSVR
PS5はPSVRに対応しています。PSVRには多くの可能性があるので、その点でソニーが投資を続けてくれることを期待しています。
しかし、下位互換性と同様にPS5のVR対応は限られているようです。基本的にPS5のネイティブゲームはVRに対応しておらず、下位互換を通じてしかプレイできません。
つまり、『No Man’s Sky』や『Hitman 3』をVRでプレイしたい場合は、PS4版のゲームにお金を払うことになるわけです。
ソニーが新世代のPSVRヘッドセットのために、PS5のネイティブサポートを温存しているのかもしれません。
11.ダウンロードキュー
これはちょっと残念ですね。
複数のコンテンツを同時にダウンロードできるというのはPS4ではかなり気の利いた機能でした。基本的な機能を褒めるのは変な感じがしますが。
Xbox One、Xbox Series X/Sにもこの機能はなく、PS5も残念ながらそのリストに加わってしまいました。
一度にダウンロードできるのは1つのゲームだけで、他のゲームはすべてキューに入ってしまうのです。同時ダウンロードは過去のものとなっており、非常に印象的な次世代機としては奇妙な後退のように思えます。
確かに残念といえば残念ですが、多くの声があがればソニーは対処してくれそうですね。
一般に普及していくのはもう少し時間がかかりそうなので、その間にアップデートされることと思います。あるいはSlimのような新型で解決してくれるかもしれません。
コメントを書く