
スクウェア・エニックスが今年9月に発売した『Marvel’s Avengers』は、会社に大きな損失を出しました。同社は今後のDLCに期待をかけていますが、はたしてDLCはスクエニを救うことができるのでしょうか?
スクウェア・エニックスとクリスタル・ダイナミクス社によってる『Marvel’s Avengers』は、『Destiny 2』のようなライブサービスタイトルを目指して制作されてきました。
しかし発売からすぐにバグだらけとういうことが知れ渡り、売れ行きは悪く、購入したプレイヤーも離れていきました。
スクウェア・エニックスは金銭的な失敗を認めていて、開発費の回収もままならないことが分かりました。
しかし同社はまだこのゲームを諦めていないようです。
松田社長は決算説明会で、2021年3月までにDLCを配信することで売上を向上させていきたいと述べています。
『Marvel’s Avengers』は発売前から無料のDLCを最大の売りとしてプッシュしていて、新しいキャラクター、ストーリー、マップの拡張を約束してきました。
しかし、キャラクターがいつ追加されるかなどロードマップもない状態がつづいたため、アップデートをしてもプレイヤーを引き止めることはできませんでした。

最近になってようやく12月に最初の大きなDCLがリリースされることがわかり、さらに2021年初頭にはホークアイのDLCが登場すると予告されました。
その他にもスパイダーマン(PlayStationのみ)とブラックパンサーが登場する予定があるようです。
これらのDLCでどれだけ盛り上がれるかが、『Marvel’s Avengers』の未来を握っています。
開発費も回収できていない状態とのことで、人気のIPを使ってもゲーム部分をしっかり作らないとユーザーは見向きもしないということが分かりましたね。
特定のコンソール独占のコンテンツがあることも失敗の一端だったかもしれません。ゲーム会社がユーザーを見ていないとこのようなことが起こります。
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