Switchで『英雄伝説 創の軌跡』発売決定‼ PS4一本でやってきた今後のファルコムの展開は?

Switchで『英雄伝説 創の軌跡』発売決定‼ PS4一本でやってきた今後のファルコムの展開は?

12月20日に配信された「Falcom Day 2020 Winter」の中で、『英雄伝説 創(はじまり)の軌跡』をSwitch、Steam向けに移植することが発表されました。

これまでファルコムはPlayStationのプラットフォームのみをターゲットにゲームをリリースしてきました。近藤社長は他の機種でも売っていきたいと言ってはいましたが、開発ラインが少ないこともあり実現してきませんでした。
2018年になってようやく日本一ソフトウェアの移植でSwitch版『イース8』が出ましたが、オリジナルから2年、PS4版から1年後のことでした。

その後しばらく移植はなく、ようやく『英雄伝説』シリーズで初の移植となった『閃の軌跡』もなぜか3作目からの発売、『閃の軌跡I:改』『閃の軌跡II:改』は2021年夏まで待たなければならない状態です。

その点今回の『英雄伝説 創の軌跡』は2020年9月にPS4向けに発売されたばかりです。発売は結局1年後発となってしまいますが、時差は縮まってきています。
発表のタイミングから見て、本タイトルはPSの時限独占などの契約はなかったものと思われます。

なぜここにきてファルコムがマルチ展開に乗り出したのか?

ひとつにはPSの日本での不振が考えられます。
Switchが発売されると歴代据え置きハードのなかでも飛び抜けた普及力をみせ、ゲーマー以外の一般層まで浸透しました。対してPS4はゲーマー好きのするタイトルを集めたものの、徐々にソフト販売数が減っていきます。
それを盛り返すはずだったのがPS5ですが、供給量をしぼられ日本ではローンチでつまずいてしまいました。
PS一本で展開してきたファルコムは、このままの普及台数ではやっていけません。

もう一つには『イース8』の売り上げが良かったことが挙げられます。日本でこそ初週6000本と地味な売り上げでしたが、海外(西洋)ではPSV/PS4版よりも売れていることが明らかになっています。

ということから、危ない橋は決して渡らないファルコムは国内での一般層へのアピールと、海外のJRPG需要を狙ってSwitch/Steamでの展開に本腰を入れたのではと想像しています。

さらに言うと今回の『創の軌跡』、『閃の軌跡I:改』、『閃の軌跡II:改』の3本の移植を担当したクラウディッドレパードエンタテインメントというパートナーを見つけたことも大きいかと思われます。


『英雄伝説』シリーズの最新作『黎の軌跡』がファルコムの新エンジンで制作されていることが発表されました。カプコンの新しいREエンジンのように、最初からSwitchやPCもターゲットに入ったエンジンかもしれませんね。
これからは移植の時差がどんどん減っていくかもしれません。

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