
『Bloodborne』『Demon’s Souls』のプロデューサー・鳥山晃之氏が、ソニーのJAPANスタジオを離れ、新しい場所でゲーム制作をはじめることを発表しました。このニュースは海外のゲームメディアも注目しているようです。
鳥山晃之氏は『Bloodborne』や『Soul Sacrifice』、最近では『Demon’s Souls』リメイク版などでプロデューサーを務め、長年ソニーのJAPANスタジオで活躍してきました。しかし、鳥山氏は12月末をもってJAPANスタジオを退社することをTwitterで発表しました。
日本語でのツイートでは「今後は新天地にて新規ゲームIPの創出にチャレンジするつもりですので、引き続きよろしくお願い致します」とありふれた表現をしていますが、英語では「これからもわたしの新しい会社で新しいゲームIPの創造に挑戦していきます」と新会社を立ち上げるとも取れる表現をしています。
このことから海外メディアでは「新会社設立か?」という書き方をされています。
鳥山氏がJAPANスタジオを離れる理由については明らかされていませんが、Bokeh Game Studioを立ち上げた外山圭一郎氏らのようにカットオフされたのではないかと指摘されています。
最近はソニーが日本市場を軽視し始めているとの憶測が広がっています。ソニーはこの主張に反発していますが、実際にPS5の供給の少なさや、今回のような注目度の高い人材の流出はとても奇妙に思えます。
鳥山氏のツイートにも「ソニーはもう日本のことはどうでもいいんだな」、「カリフォルニア(訳注:現在のソニー本社)は日本のことなんてどうでもいいんだよ。唯一の救いは、ソニーがきちんと対応して、プレイステーションの本社を日本に戻すことだ」といったリプライが寄せられています。
2020年のJAPANスタジオは、PS5向けに『アストロズプレイルーム』『Demon’s Souls』のリメイク、PS4には『パタポン2 リマスター』などの開発に貢献しています。高い評価を得ているスタジオだけに、閉鎖に向かっている現状は理解できません。
鳥山氏の今後のご活躍を願っています。
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