【答え合わせ】2020年のゲーム業界に何が起こるか、という過去の記事を検証

【答え合わせ】2020年のゲーム業界に何が起こるか、という過去の記事を検証

GameSpotの毎年恒例の予測記事シリーズがありますが、2020年がどういう年になるか予測した去年の記事を見ながら、何が当たって何が外れたか検証していきます。

ゲームストリーミングは次世代ゲームと手をつないで行くだろう

ゲームストリーミングサービスGoogle Stadiaが発表され注目を集めました。Stadiaの技術は、ゲームストリーミングが真剣に検討される準備ができていることを証明しています。ソニーとマイクロソフトもストリーミングを次世代ゲーム機の核となる要素にしようとしています。

これだけ多くの企業がゲームストリーミングに参入している中で、2020年には各社のアプローチがどのように異なるのか興味深いところです。クラウドゲームはすぐには浸透しないと思われていますが、好むと好まざるとにかかわらず定着し、次世代コンソールの登場とともに技術やサービスモデルが進化し続け、ゆっくりと勢いを増していくでしょう。


鳴り物入りだったGoogle Stadiaはローンチ時にはすでにトーンダウンしていましたね。まだまだ技術的な問題があるのと、サービス料金の設定が消費者の求めるものと乖離していた印象です。
ソニーとマイクロソフトは今後ストリーミングサービスを拡大していくかもしれませんが、2020年に大きな変化はありませんでした。

EAは2020年にAnthemを再起動する

Anthemが2019年の初めにリリースされたことをすでに忘れていたとしても、私はあなたを責めないでしょう。BioWareの10年以上ぶりの新規IPであり、EAにとって今年(訳注:2019年)最初の大規模なAAAリリースでもありました。しかし残念なことに、私たちが発売時に手に入れたゲームは、2019年最初の大失敗作であることが判明した。

急速に盛り上がったり下がったりしていますが、このゲームにはまだ活気があります。『Final Fantasy XIV』、『No Man’s Sky』、『Rainbow Six Siege』などのゲームが再起動から大成功を収めています。開発者は来年も同じように『Anthem』のリベンジを狙っているのではないでしょうか。


2020年に『Anthem』がどの程度盛り返したのか筆者はしりませんが、あまりそのような声は聞こえてきません。逆にものすごい割引率で投げ売りされているのはよく見かけました。

『Halo Infinite』は良いゲームになる

マイクロソフトは2020年のホリデーシーズンに『Halo Infinite』をローンチタイトルとして、新しいコンソール「Project Scarlett」を発売します。Xboxの新しいハードウェアでHaloゲームが発売されるのは、2001年の初代Xboxの『Halo: Combat Evolved』以来となります。

過去2作の『Halo』は、いくつかの点で失敗しています。2012年の『Halo 4』では、強力で魅力的なストーリーがあったものの、マルチプレイヤーモードには多くの不満が残っていました。2015年の『Halo 5: Guardians』では、ストーリーではつまずきましたが、マルチプレイヤーでは革新的なWarzoneモードなどを実現しました。『Halo Infinite』は、あらゆる面で成功するゲームである必要があります。


ご存知のとおり、『Halo Infinite』はXbox Series X/Sのローンチに間に合わず、最近ではキャンセルされたのではないかという噂も流れました。ただ、2020年に発売されていないだけで内容は良いゲームかもしれないので、この予想は「半分ハズレ」という状態です。

EAが『Mass Effect』のリマスターを発表

『Anthem』の苦戦、『Mass Effect. Andromeda』の評判の悪さに、一部のBioWareファンはスタジオの将来を心配している。『Dragon Age』と『Mass Effect』の新プロジェクトが進行中であることは知らされているが、果たして良いものになるのだろうか? 人々がBioWareの過去の作品を好きだったことを思い出させるには、『Mass Effect』のリマスターに勝るものはないだろう。


この予想は正解でした。EAは『Mass Effect』のリマスター版、『Mass Effect Legendary Edition』を2021年春に発売する予定です。

『マザー3』は間違いなくNintendo Switchに来る

2019年に『マザー3』がSwitchで発売されるという私の予想は間違っていましたが、その間違いが私の夢と希望を押しつぶしはしませんでした。私の元上司であるジャスティン・ヘイワルドはこの予測シリーズで何年も『マザー3』についての希望を書いていて、私よりはるかに悪い状況に耐えていました。もし任天堂が『マザー3』をローカライズしてくれたらどんなに素晴らしいだろうと思うのは私だけではないと思う。


残念ながらこの予想はハズレましたし、この先もハズレ続けると思います。省略した文章の中でこのライターも指摘していますが、テキストやシーンに問題があって、任天堂はローカライズを諦めたものと思われます。
ただし、最近「ほぼ日刊イトイ新聞」内で『マザー』シリーズを振り返る企画が進行しているので、なにか良いニュースがもたらされるかもしれません。あるいは、シリーズの全セリフを収録した「MOTHERのことば。」が翻訳されるかもしれませんね。

任天堂はゲームボーイクラシックを発売する

任天堂は、ファミコンやスーパーファミコンなどの名機をオマージュした小型コンソールを発売して大成功を収めてきた。一部の熱烈なファンは、次の論理的なステップであるN64クラシックを熱望している。しかし、それではゲームボーイクラシックを発売するタイミングを逸してしまう。

任天堂の最初の携帯ゲーム機は、他のどのハードよりも会社の発展に貢献し、信じられないほどのゲームの膨大なライブラリを蓄積してきた。『テトリス』、『スーパーマリオランド』、『ゼルダの伝説 夢を見る島』など、ほんの数本挙げただけで、市場に出回っている他のどのマイクロコンソールとも品質で勝負するこができる。


発売してほしいのは同感ですが、予想はハズレましたね。任天堂はクラッシックシリーズを始めたものの、ほかが真似をしてくるとあっさり手を引きましたね。似たような企画で小銭を稼ごうとした企業は、その品質管理の甘さでブランドを価値のないものに変えてしまいました。

『ポケットモンスター ソード・シールド』に多くのポケモンを追加

『ポケットモンスター ソード・シールド』にすべてのポケモンが含まれないという決定は長年のファンから不満をあつめています。しかし、データマイナー(データを解析して情報を得る行為)によって近日発売予定の「ポケモンホーム」アプリからゲームに移せるポケモンがいくつかあることが判明しました。
すべてのポケモンが遡って追加されるわけではないと思いますが、第8世代への対応は進んでいると思いますし、2020年にはもっと多くの情報が出てくると思います。


「ポケモンホーム」のサービスが開始され、『ポケットモンスター』シリーズや『ポケモン GO』で仲間にしたポケモンたちを引っ越しできるようになりました。この予想は正解でした。

『龍が如く 維新!』と『龍が如く 見参!』のローカライズ版が発売決定

セガのローカライズチームは、『龍が如く 維新!』を欧米向けにローカライズするか聞かれるのにうんざりしていると思います。わたしの水晶による占いでは、2020年に『龍が如く 維新!』と『龍が如く 見参!』が欧米に向かって進んでいると出ています。


『龍が如く』シリーズは着々と海外展開を進めているので、もしかしたらスピンオフであるこの2作もローカライズされるかもしれませんね。ナンバリングが先なので、順番的には後回しになると思いますが。
『龍が如く 7』は海外で評判が良かったみたいですが、売り上げ的に先があるのか怪しいところです。

ニンテンドー64のゲームがSwitchで発売される

任天堂の過去作のカタログは他に引けを取らないものですが、同社はその名作タイトルをSwitchで提供するのが異常に遅れています。Wii、Wii U、3DSではバーチャルコンソールとしてレトロゲームの再販が定期的に行われていましたが、Switchでは発売から1年以上経った2018年9月まで、名作ゲームが提供されていませんでした。

Nintendo Switch Onlineの1周年前後に発売されたスーファミソフトにSwitchユーザーがどれだけ喜んだかを考えれば、サービスの2周年に向けてN64タイトルが提供されるのは理にかなっていると思う。


この予想がハズレたのはとても残念ですね。はやくN64ソフトを遊びたいというライターの気持ちはわかりますが、順番的にはゲームボーイが先ですかね。

ということで2019年に予想された9の事柄のうち、正解は2.5個と散々な結果でした。予想というより希望という内容が多かったですね。
今年も2021年の予想を投稿しているので、また紹介できたらと思います。

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