
アナリストがPS5とXbox Sries Xが前世代機の売り上げを下回っていると指摘しています。
昨年11月にPS5とXbox Sries X/Sが発売されました。両社ともローンチの成功を謳っており、ソニーはPS史上最大のローンチになったと発表しています。
しかし両社の発表に反して、供給不足や転売の影響からか、前世代機と比較して販売台数が減少していることが指摘されています。
Xbox Sries X/Sは正式な販売台数は発表されていませんが、マーケティングアナリスト会社Ampere Analysisによると280万台ほどを販売しています。前世代機のXbox Oneはこの時期290万台を販売していました。
ソニーはPS5の販売台数を450万台と発表しました。これは同じ時期のPS4と同数となりますが、PS4はこのあと日本でのローンチを控えていたためその分を下回ったと言えます。ちなみに日本ではPS4は2日で32万台を販売しました。また、ソニーはPS5の販売数を「小売店への売上高または出荷台数」として計上しています。
新型コロナウイルスの影響でサプライチェーンに問題を抱えたことが次世代機の不振の原因となってしまったようです。マイクロソフトとソニーは2021年の早い時期に供給不足が解消されると楽観視していますが、2月半ばにさしかかっても正常化のきざしは見えていません。
対して任天堂はパンデミックが始まった時期からも売上を伸ばし成功を収めています。この1年でSwitchは2,630万台を販売し、Wiiのときに築いた最高販売数2,450万台を上回りました。
任天堂の故岩田社長が指摘しているようにゲーム機は勢いが重要です。ソニーもマイクロソフトもそれを理解しているので、次世代機が好調だと言い続けなければいけない状態です。なのでひた隠しにしたい「裏」があり、今回の記事はその部分を指摘しています。
ユーザーが興味を持っているうちになんとか数を用意したいですね。
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