GC『スターフォックスアドベンチャー』の原型『ダイナソープラネット』ベータ版が流出

GC『スターフォックスアドベンチャー』の原型『ダイナソープラネット』ベータ版が流出

レア社がニンテンドー64で開発していた『スターフォックスアドベンチャー』の原型『ダイナソープラネット』のプレイ可能なベータ版が流出した模様。

1990年代後半からレア社が開発していたN64ソフト『ダイナソープラネット』は2001年になってキャンセルされました。理由はN64からゲームキューブへの移行と、『スターフォックス』シリーズに変更するためでした。
『ダイナソープラネット』はN64の最後期に発売される予定でしたが、広大な世界とボイス付きという挑戦もあってか予想以上に開発期間が伸びていました。

任天堂はこのプロジェクトをN64からGC向けに変更することを決め、さらに宮本茂氏が『スターフォックス』シリーズとして変更することを提案しました。
リードプログラマーのPhil Tossell氏は2012年のインタビューで、突然の変更はゲームの構造を大幅に変更し、スターフォックスのためにプロットを完全に書き直さなければならなかったため、開発チームの全員が快く受け入れたわけではないと語っています。

どこからアイデアが出てきたのかはわかりませんが、宮本さんが提案したという話は確かに聞いていました。もちろん、みんなが思い入れのある『ダイナソープラネット』を変えなければならなかったことは少し残念でしたが、『スターフォックス』のライセンスを利用することができました。

最初は1週間ほど京都の任天堂本社を訪れ、『スターフォックス』の世界観にゲームを馴染ませるために必要な変更点について話し合いました。部屋の中で宮本さんとゲームプレイのアイデアを話し合ったことは、私のキャリアのハイライトの一つであり、今でも彼の名刺を大切に保管しています

Tossell氏はN64のカートリッジからディスクメディアへの移行も困難だったと語り、さらに「スターフォックスのブランドに変更したことで、当初は想定していなかった空間レベルが実現しましたと語りました。
フォックスの相棒トリッキーも頭痛の種でした。「この小さな恐竜を常にフォックスと一緒にし、迷子にならないようにるすためにたくさんの作業が必要でした」と語っています。

今回流出したデータは、先月『セルダの伝説 時のオカリナ』のベータ版を入手したグループがスウェーデンのゲームコレクターから購入したもので、ビルドの日付は2000年12月1日となっています。これはかなり後期のビルドのようで、ハッキングすることによって最後まで遊べるようになります。

興味深いことに今回のデータでは、『ダイナソープラネット』の主人公セイバーではなく『スターフォックス』のフォックス・マクラウドが登場しているようです。これはレア社がGCに移行する前にすでに『スターフォックス』への変更を始めていたことを示しています。

キャンセルされたレア社のゲームの流出は、Xbox Live アーケード用『ゴールデンアイ』に続いて2度目です。


『スターフォックスアドベンチャー』は遊んだことがありませんが、上のプレイ映像を見ると『ゼルダの伝説』みたいで面白そうですね。ゲームキューブの名作タイトルを気軽に遊べるようにしてほしいですね。『バテン・カイトス』とか。

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