
任天堂がゲーム内カメラの変わった特許を取得していたことが判明しました。これがどのようにゲームに生かされていくのでしょうか。
2D、3D問わず、すべてのゲームには仮想カメラが設定されています。このカメラが捉えた映像がゲーム画面となり、プレイヤーに情報を伝えます。『マリオ64』のような三人称視点のゲームではカメラは後方からプレイキャラクターを捉え、『CoD』のような一人称視点のゲームではプレイヤーの目が仮想カメラとなっています。
任天堂の取得した今回の特許は、ゲームデバイスがどの向きに設置されているかでカメラが変わります。デバイスの状態で上から見た場合と正面から見た場合の2つのモードどちらかを認識し、そのモードにもとづいてゲームの入力を変更します。Switch本体とJoy-Conに搭載されている加速度センサー、ジャイロセンサーなどでこれが可能になります。
例えばチェスのようなボードゲームをする際、Switchをテーブル上に平らに置くと上からの見おろし視点になり、Switchを立てると奥行きのある視点になって、それぞれの操作方法に対応します。
この特許はもともと2018年に出願されていて、同年に発売された『1-2 Switch』を思わせるものとなっています。任天堂がこのアイデアを将来的にどのようなゲームに使用するのか色々と想像できますが、ファンは『Nintendo Labo』やパーティーゲームに関係してくるのではと推測しています。
出願のイラストでは対決できる野球盤のようなものを想定しているようですね。ただ、Switch本体の向きで変わるので、携帯モードかテーブルモード向けに限定されます。
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