『Sinking City』の開発元が、パブリッシャーが海賊版をSteamで販売していると非難

『Sinking City』の開発元が、パブリッシャーが海賊版をSteamで販売していると非難

クトゥルフ神話を題材にしたアドベンチャーゲーム『Sinking City』を開発したFrogwaresが、パブリッシャーであるNaconがゲームのコードを盗んでSteamで販売しているとし、これを買わないように呼びかけています。

Frogwaresの主張としては、契約でNaconから支払われるはずだった開発費の支払いが滞っており、Frogwaresの手に残るはずだったゲームの権利も、リリース時になってNaconが保有を主張しはじめたということです。結果法定で争われることになり、フランスの司法はFrogwaresを支持しNaconの要求を退けました。

それによってSteam版やEpic Game Store版は配信停止となりましたが、最近になってSteamで再配信されることになりました。配信者はNaconです。
Frogwaresはこのバージョンは海賊版だと訴えています。FrogwaresはYouTubeに動画を投稿し「フランスのパブリッシャーによってハッキングされ、ソースコードが改変され証拠隠滅を図ろうとした」と説明しました。動画ではオリジナル版と今回のSteam版を比較していますが、Steam版からはFrogwaresのロゴが消されていることがわかります。

現在Steam版には開発元を支持しようとするゲームファンによって多くの低評価がつけられています。Frogwaresは販売停止の措置を要求していると思われますが、執筆時点では依然セール価格で配信中です。
Frogwaresは「われわれは今でもSteamを完全に信頼しています」とSteamに否がないことを説明しています。Steamは海賊版の存在を知らず、合法的に見えただろうととのことです。

ニンテンドーeショップとGamesplanetにはFrogwares販売のものが残っています。先日新たにPS5版も販売開始されました。


Frogwaresのブログによると、NaconはGamesplanetのサイトからゲームを購入し、開発エンジンのUnreal Engineのロックを「Frogwaresが作成した秘密の鍵」を使用することでハッキングし、ソースコードを改変したと主張しています。

デベロッパー(開発者)とパブリッシャー(出版社)は対等な関係であってほしいですね。ゲームファンとしてはやはりゲームを生み出したデベロッパーに敬意を持ちますし、成功したらそれにふさわしい利益を受け取ってほしいと考えています。

参考記事

Gamesplantの販売ページ

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