【いままでありがとう】ソニー・ジャパンスタジオがついに解散か、公式サイトも閉鎖へ

【いままでありがとう】ソニー・ジャパンスタジオがついに解散か、公式サイトも閉鎖へ

数々の名作ゲームを生み出したソニー・ジャパンスタジオがついに解散となった模様。海外の公式サイトも閉鎖となりました。

昨年からPlay Stationの人気を支えたクリエーターが続々とジャパンスタジオを離れ多くの従業員も契約が更新されず解雇、公式にもスタジオ再編成が発表されていました。あくまでも『Astro’s PLAYROOM』を手掛けるチームASOBIへの再編成という名目でしたが、事実上の解散となります。

プレイステーションのCEOであるジム・ライアン氏はEdge Magazineのインタビューで、ソニージャパンは重要な存在であると語り、ファミ通のインタビューでもソニージャパンとの関係を強化していくと述べ、スタジオ閉鎖や日本市場軽視の噂に反論していました。しかし言葉とは裏腹に公式サイトがなんの前触れもなく閉鎖されました。

閉鎖された公式サイト:
https://www.playstation.com/en-gb/footer/about-us/world-wide-studios/sie-japan-studio/

執筆時には日本のサイトは残っていました。
https://www.playstation.com/ja-jp/corporate/playstation-studios/japan-studio/

ジム・ライアンとソニーは「解散」や「閉鎖」というワードを避けて屁理屈を重ねていますが、『パタポン』などで知られるゲームデザイナーの小谷浩之氏はTwitterで「ジャパンスタジオ解散なわけですが」とはっきり解散と書いています。また、ゲームファンの間でも解散と捉えられています。

こうした日本市場軽視は市場規模から考えてまっとうな判断とは思えない面があります。その裏にあると思われるのがソニー内部の権力争いです。

契機は2019年にジム・ライアン氏がCEOに就任したことでした。この後からワールドワイド・スタジオの社長であった吉田修平氏が小規模なインディースタジオの管轄にまわされたり、PS5のプロモーション計画から日本が外されたり、伝統あるジャパンスタジオのスタッフがレイオフされたりと、争いに破れた派閥を徹底的に叩き潰す方法が取られました。続編が出ないのが不思議だと思われるシリーズがたくさんありますが、もしかしたらそうした有望な企画もキャンセルされていたのかもしれないと勘ぐってしまいます。

ソニーからはスタジオ解散という公式発表がされることはないと思われますので、ゲームファンとして2021年3月16日をソニー・ジャパンスタジオが解散させられた日と記憶に刻みたいと思います。

公式サイトによるとジャパンスタジオは初代PlayStation発売の約1年前、1993年11月に誕生したそうですので、28年の歴史があります。『パラッパラッパー』、『サルゲッチュ』、『みんなのゴルフ』などのライト層を引きつけPlayStationを成功に導いたタイトルや、『ICO』、『ワンダの巨像』、『Demon’s Souls』、『Bloodborne』など多くのフォロワーを生み出した名作を作ってきました。


ライバルの息の根はしっかりとめる欧米のビジネスの怖さが伺い知れますね。日本のゲーム市場や文化への影響が懸念されます。それ以外にもソニーマネーが入っていた一部ゲームメディアやゲーム会社にも波及しそうですね。

ジャパンスタジオに在籍していたクリエーターやスタッフが今後別の場所で羽ばたけることを願っています。

ゲーム関連ニュースカテゴリの最新記事