SIEが急増するアジア人に対するヘイトクライムを糾弾する声明を発表

SIEが急増するアジア人に対するヘイトクライムを糾弾する声明を発表

PlayStationおよびSIEは、アメリカにおけるアジア系アメリカ人や太平洋諸島出身者を対象としたヘイトクライムの増加を糾弾する声明を発表しました。

3月18日、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、米国におけるアジア系アメリカ人および太平洋諸島出身者を対象としたヘイトクライム(憎悪犯罪)の増加について公式声明を発表しました。同社はこれまでも「Black Lives Matter(黒人差別問題)」などの社会運動を支援してきましたが、今回の声明もその一環として発表されたものです。

声明はTwitter上で発表され、ヘイトクライムへの対策を呼びかけるとともに、非営利団体「Stop AAPI Hate」への寄付を行うことを発表しました。

私たちは、アジア系アメリカ人や太平洋諸島のコミュニティを標的とした最近の暴力行為に悩まされています。今こそ行動を起こすべきです。

SIEは「Stop AAPI Hate」に寄付をしていますが、皆様もぜひご協力ください。支援の方法についてはこちらをご覧ください:https://stopaapihate.org

Twitter

現時点ではこの声明は海外のTwitterアカウントでのみ発せられていて、日本の公式アカウントでは投稿されていません。CNNやNBCなどの海外ニュースやメディアでこの問題が大きく取り上げられているのに対し、日本のメディアではなかなか報道されません。

今回のヘイトクライムの発端は、新型コロナウイルスが中国で発生したことが原因ではないかと推測されています。アジア系アメリカ人のヘイトクライムは昨年1年間で少なくとも150%増加しており、アジア系アメリカ人がこの2ヵ月間で500回以上も嫌がらせを受けたと報告されています。


アメリカでアジアを代表するブランドだと認識されているPlayStationだけあって、今回いち早く声明を発表し立場を明確にしました。日本でももっと大きく取り上げられるべき事態ですが、BLMの時とは違って僅かな報道にとどまっています。

任天堂はこうした政治的な声明を出すことはなく、BLMのときもそれ以外の大きな社会的ニュースがあったときも反応することは稀です。ただ、慈善団体や教育機関などへの支援といった社会貢献はしているようで、入院中の子どもにゲーム機を贈るなどの活動も行っています。SIEの欧米的な身の振り方とは対照的ですね。

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