ソニーが「いいね!ボタン」の特許を取得!?

ソニーが「いいね!ボタン」の特許を取得!?

ソニーが「いいね!ボタン」に関する特許を取得しました。もはや当たり前となったこの機能の所有権を主張する「特許ゴロ」かと思われましたが、実際はどうなのでしょうか?

「いいね!ボタン」はTwitterやInstagramを始めとするSNSやYouTubeなどのサービスで広く使われている評価機能です。「ライク」や「高評価」など名前はそれぞれのサービスによって違いますが、だれもが許可なく利用できる機能でした。この機能に関する特許をソニーが取得したことが明らかになり、ユーザーは「特許ゴロか!?」と色めき立ちました。

しかし安心していただきたいのは、ソニーが「いいね!ボタン」を実装しているサービスに対して所有権を主張するようなことはなさそうということです。この機能は「いいね!」の数によってPlayStationストア上のゲームが評価され、集まった「いいね!」の数でライブラリを検索することに特化しているようです。

他にもこの特許では、ユーザーが登録した「いいね!」をトラフィックデータとして保存・販売し、ユーザーに合わせた広告を配信するという仕組みになっているようです。

・「いいね!」とユーザー情報を共有
・テーラーメイド広告(※訳注:ユーザーごとにカスタマイズされた広告)を受け取る
・ユーザーへ提供

実はこの点が本特許でもっとも問題になりそうです。上記のようにユーザーの押した「いいね!」がトラフィックデータとして保存・販売され、ユーザーに合わせた広告が配信されるという仕組みになっているようです。これは個人的なデータを第三者に取得されるということを意味するので懸念するユーザーは多いです。

ただ、PlayStationストアの改善という点では本機能はとても便利だと思われます。PlayStationストアだけでなくニンテンドーeショップもですが、珠玉混合でちゃんとしたゲームもいわゆる「クソゲー」も同列に並べられてしまいます。不正な評価さえ排除できれば、ユーザーに有益な判断材料を与えることができ、快適なゲームライフに繋がります。

ぜひユーザーにちゃんと説明した上で運用していってほしいです。


販売されるゲームが多くなってくると「ストアの健全化」が大きな課題になってきます。あまりにひどいゲームが入り込むのを防ぐためにチェックをしてほしいところですが、『ファイナルソード』のようにクソゲー具合がかえって人気になったりすることもあるので難しいですね。

参考記事

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