カプコンは『ストリートファイター』の商標を持つナムコに使用料を支払い続けていた!?

カプコンは『ストリートファイター』の商標を持つナムコに使用料を支払い続けていた!?

元カプコンの岡本吉起氏が『ストリートファイター』の版権はナムコが持っていて、カプコンが使用料を支払い続けていると明かしました。

80年代に初代『ストリートファイター』が発売されたとき、そのPCエンジン版は『ファイティングストリート』という名前で発売されました。このバージョンはWiiのバーチャルコンソールでも配信されたので、覚えている方もいるかと思います。

なぜPCエンジン版が違った名前で発売されたのかについては、スポーツ用品のメーカーが商標権を持っているためだというのが有力な説でしたが(実際に日本で1979年に商標登録されていました)、元カプコンで『ストリードファイターII』のプロデューサーを務めた岡本吉起氏が、自身のYouTubeチャンネルで本当の理由を明かしました。

岡本氏によると、ナムコが「ストリートファイト」という商標を所有していたため、類似した名前の『ストリートファイター』をリリースするためには使用料を支払わなければならなかったとのことです。しかしPCエンジン版の収益では使用料を支払うと利益が出なくなるので、しかたなく『ファイティングストリート』と名前を変えてリリースしたようです。ちなみに当時支払っていた使用料は1タイトルあたり300万円で『スト2 ターボ』や『スト2ダッシュ』といったバージョンでもすべて支払っていたと語っています。

岡本氏はこの利用料について現在も支払い続けているのではと言っていますが、動画内の注釈で「現在はCAPCOM UASが所有」と出ているので、どこかのタイミングで商標を買い取ったものと思われます。

動画のメインの話しは、人気漫画と同じ「遊戯王」という商標を持っていたカプコンが、集英社とコナミに頼み込まれて商標を無償で譲ったという内容でした。使用料を払い続けた『スト2』の話しとは対照的で面白いです。ぜひ動画を御覧ください。

リンクは『スト2』に関する部分からの再生です。


岡本さんの動画はゲームファンには興味深い内容のものが多いのでおすすめです。『ストリートファイター』のような大きなシリーズなら使用料300万円くらいたいしたことないのではと思ってしまいますが、人気が出るかわからないシリーズ1作目では大きな負担になりますね。

カプコンも遊戯王の利用料を取っていたら莫大な利益になったかもしれません。

参考記事

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