ゲームソフトの寿命が近づいている:DS・3DS・Switchのゲームカートリッジの寿命について

ゲームソフトの寿命が近づいている:DS・3DS・Switchのゲームカートリッジの寿命について

ファミリーコンピュータの誕生から38年が経ちました。日本においてはこれがテレビゲームの歴史と考えてもいいでしょう。たった38年にも関わらず、ゲームの保存について深刻な問題に直面しています。

CDやDVDなどの光学メディアが出てきたとき、レコードのように摩耗しないので耐久年数は100年ほどだと言われていました。しかし30年ほど前のCDでも、多数の小さな穴が空いたりデータ面が酸化するなどの劣化が起き、読み込めなくなるものが多数あるようです。なので初代PlayStation以降の光学メディアを使ったゲームはいずれ遊べなくなるというとこは広く認識されています。しかしファミコンなどのカートリッジも永久ではなく、摩耗や損傷によって起動できなくなってしまいます。

最近ニンテンドーDSで発売された『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』のPAL版欧州版)が起動しなくなったという報告がネット上で相次ぎました。可能性として、特定のカートリッジの製造過程で安価な部品を使用していたことが原因ではと言われています。

このように光学ディスクにもカートリッジにも寿命があることを認識する必要があります。
ではどのくらいの寿命があるのか? という疑問がわきますが、ゲームソフトの製造工程やユーザーの取り扱い方で変わってくるので、一概には言えないというのが答えです。

ニンテンドーDSのカートリッジでは一定サイズまではマスクROM(書き換え不可の半導体メモリ)が使われていて、加えてセーブデータ用にフラッシュメモリが搭載されています。しかし3DSではフラッシュメモリだけが使われています。このフラッシュメモリは読み書きするたびに劣化していくため寿命が短いと言われており、より注意しなければなりません。現在メモリが劣化するまでの「サイクル数」を向上させようと、Macronix社などの主要企業が取り組んでいます。

Switchのソフトについてはまだ不安に思うことはないようです。発売して4年ほどしか経っていないのと、カスタムメイドのカードリッジを使用しているため3DSとは条件が異なりますし、最悪セーブデータは本体(Nintendo Switch Onlineに加入していればクラウドストレージも用意されています)に保存されるのでパッケージ版やダウンロード版を書い直せば再び続きから遊ぶことが出来ます。また、Switchのメモリは先に出たMacronix社が提供しているので、今後はより安心できるものになっていくと思われます。


『ポケモンORAS』が起動できないと海外で話題になったようですが、日本では大丈夫でしょうか? なかなか今も遊んでいるという人はいないですよね。筆者も最近3DSの『大逆転裁判1』が起動できなくなってしまいショックを受けました(Switch版が出るので溜飲を下げましたが)。

永久に手元に残したいとパッケージ版を買っている人が多いと思いますが、寿命があることを認識しておきましょう。

参考記事

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