
ソニーはEVO買収後初の大会「EVO コミュニティシリーズ」を発足。参加条件はPS Plusに加入していることと発表。
毎年開催されている最も有名な対戦格闘ゲームのeスポーツイベント「EVO Championship Series」は、数々の名試合を生み出してきた歴史ある大会です。今年3月、ソニーは前オーナーであるトリプル・パーフェクト社からこの大会を買収したことを発表し注目を集めました。買収の理由として、PSでの格闘ゲームの人気が高く、これまでに11億時間も遊ばれていることを挙げています。
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ソニーは毎年行われている恒例のイベントとは別に、新たにオープンフォーマットの大会「EVO コミュニティシリーズ」を立ち上げました。このイベントは3つの大会からなり、今月6月10日にスタートします。世界各地で120以上のトーナメントが開催され、100時間以上の放送時間、74,000ドルの賞金が用意されています。
現在発表された大会は以下の3つです。
「PlayStation Tournaments FGC Arcade: Evo Edition」
参加タイトル
・グランブルーファンタジー ヴァーサス
・ギルティギア ストライヴ
・モータルコンバット11 アルティメット
・鉄拳7
「PlayStation Tournaments Evo 2021 Online Warm-up」
参加タイトル
・ギルティギア ストライヴ
・モータルコンバット11 アルティメット
・ストリートファイター5 チャンピオンエディション
・鉄拳7、など
「PlayStation Tournaments Evo 2021 Online Side Tournaments」
参加タイトル
・ブレイブルー:クロスタグバトル
・ドラゴンボール ファイターズ
・グランブルーファンタジー ヴァーサス
・機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON
・ソウルキャリバー6、など
これらの大会は「EVO 2021」とは別に行われ、これが恒例の大会に取って代わるわけではないのでファンは安心してください。ソニーは大会の目的を「格闘ゲームコミュニティ(FGC)を世界的に盛り上げる」としていますが、PS Plus加入者のみが参加できる大会となっているので注意が必要です。
ソニーはEVO買収後の今年5月にeスポーツ向け賭博システムの特許を出願しています。この特許はコンピューターゲームやeスポーツなどを賭け事として扱うのに必要な技術に関するもので、視聴者がe-Sportsのイベントをリアルタイムで観戦しながら賭けることができます。この特許はEVO買収と関連しているとみられています。
参加条件がPS Plusのアクティブメンバーのみということで、さっそく囲い込みにきましたね。ソニーによるEVO買収によって人気競技であった任天堂の『スマブラ』が参加できないのでは、と危惧されていましたが、別シリーズを立ち上げてPSタイトルのみにしぼってきました。これは本大会では『スマブラ』が参加するということかもしれません。
EVOは昨年、主催者の1人であるJoey Cuellarが未成年への不適切行為をTwitterで告発され、カプコンやバンダイナムコ、NetherRealm(モータルコンバット)などの会社、そして選手たちは参加を取りやめました。
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