『メトロイド ドレッド』がシリーズ販売記録を塗り替える!? その根拠とは

『メトロイド ドレッド』がシリーズ販売記録を塗り替える!? その根拠とは

海外ゲームメディアにて、『メトロイド ドレッド』がシリーズ最高の売り上げを記録するだろうとしてその理由を挙げています。なるほどなーと思うので、長文ですがざっくり翻訳にて紹介します。


任天堂には、マリオ、ゼルダ、ドンキーコングなど、何百万本も売れることが保証されているIPの豊富なラインナップがあります。しかし、最も高い評価を受けているのに同じような成功を収めていないIPがあります。『メトロイド』シリーズは他のシリーズに比べて後回しにされてきましたが、私はようやくそれが変わると信じています。
『メトロイド ドレッド』がシリーズの販売記録を塗り替える理由をここに挙げます。

販売数の少なさと不発

『メトロイド』というゲームは愛されていて影響力を持っているにも関わらず、これまであまり売れていませんでした。ファミコンの(訳注:日本ではディスクシステム)初代『メトロイド』とゲームキューブの『メトロイドプライム』が200万本を越えているだけで、その後の『アザー・M』『フェデレーション・フォース』は不評で、ファンは忍耐力を試されました。『サムスリターンズ』はより暖かく迎え入れられましたが、Switchの発売から半年後に3DSでリリースされたため、手元に届いたときには時代遅れの感がありました。

20年近くも2Dメトロイドの新作が出なかったため、多くの人がこのシリーズはもう駄目かと心配していました。その心配はあながち間違いではなく、『ドレッド』は技術的な問題で一度は諦められ、二度目はリソース不足で中止されたとプロデューサーの坂本氏が語っています。

ところが芳しくない売れ行きにも関わらず、『サムスリターンズ』は任天堂の興味をかき立てたようです。坂本氏は自身のビジョンを実現するために、同作を開発したMercurySteamと、明らかに多くの予算をという技術とリソースを手に入れました。しかし『メトロイド ドレッド』は前作までの売り上げをどのように改善するのでしょうか?

メトロイドヴァニアというジャンルの爆発

任天堂が2Dメトロイドを放置している間、その影響力は間違いなくかつてないほど高まってきました。『洞窟物語』、『Axiom Verge』、『Hollow Knight』、『Ori』シリーズ、『覆面闘士』などの人気インディーゲームは、メトロイドの「かゆいところに手が届く」ようなゲームで、それ以上でもありました。メトロイドの基本的な遊びにユニークなアイデアを導入することで、このジャンルのファンを拡大し新規のプレイヤーを呼び込みました。このことはいくつかのメトロイドヴァニアゲームの驚異的な販売数が証明しています。例えば『Hollow Knight』は最も売れたメトロイドに匹敵する280万本を売り上げました。

『Hollow Knight』はSwitchでの人気が高く、PC版から遅れて1年半後に登場したにも関わらず、最初の2週間で25万本以上販売しました。『Axiom Verge』にいたってはデビューから2年半後にSwitchに移植されましたが、同様に成功を収めています。Switchユーザーはこうしてメトロイドのオマージュ作品を漁っているので、本物の登場が大盛況になることは間違いありません。

Nintendo Switchの勢い

Switchはいまや止められない巨大な力です。このハイブリッドゲーム機は過去最高の年を迎え、Wiiよりも早いペースで1億台の販売を達成しようとしています。急速に拡大している普及率は、驚異的なソフトウェア売上につながっており、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』、『スーパーマリオパーティー』、『あつまれどうぶつの森』、『ルイージマンション3』はいずれもシリーズ最高売り上げを更新しました。Switchのファーストパーティゲームというだけで、事実上、売り上げの大幅アップが約束されているのです。

それでも任天堂は勢いに任せて『メトロイド ドレッド』を売ろうとしているだけではなく、徹底的なマーケティングを行っています。E3 2021で2本のトレーラーを発表し、ツリーハウス(任天堂がE3で行っている実機プレイ配信)で30分の番組を2回放送しました。それ以来公式サイトで「メトロイドドレッド レポート」をvol.3まで公開し、ゲームプレイやプロットを紹介してきました。さらに毎週複数のソーシャルメディアでこのゲームを紹介しています。

最後に、任天堂はSwitchの新モデルである有機ELモデルと一緒に発売することで、『ドレッド』の注目を高めています。新しいゲーム機を購入するとそれに合わせてエキサイティングな新しいゲームが欲しくなるものです。新モデルの洗練された白い外観は、『ドレッド』に登場するE.M.M.I.を彷彿させます。
これらの要素を総合すると、『メトロイド ドレッド』の売り上げはシリーズの新しいスタンダードになるはずです。


なるほどと思うところが多いテキストですね。記事を裏付けるように『メトロイド ドレッド』とSwitchの有機ELモデルは予約が好調のようです。

インディーゲームのメトロイドヴァニアで評価の高いものは本当に隅々まで面白いので、本家といえど『ドレッド』が見劣りするのでは、と少々危惧している面もあります。『サムスリターンズ』が十分楽しかったので大丈夫かとは思いますが。

参考記事

Switchカテゴリの最新記事