PS5新モデルの冷却性能問題が決着‼ 「良くも悪くもない」

PS5新モデルの冷却性能問題が決着‼ 「良くも悪くもない」

PS5の新モデルの冷却性能は旧型に比べ「良くも悪くもない」との報告があり、この問題に一応の決着がつきました。

今年8月頃からコストカット版として流通しだしたPS5新モデル。いち早くこのCFI-1100モデルを手にして、旧型であるCFI-1000モデルとの分解比較を行ったのがYouTuberのオースティン・エバンズ(Austin Evans)氏でした。彼は新型PS5からヒートシンクが大幅に削除されているのを発見し、冷却性能が低下している可能性があると主張しました。

エバンズ氏はPS5の内部ではなく排気口の温度のみを測定して、新型が旧型に比べて3℃高いことを示し、新型が「初代モデルに比べてダウングレードしている」と述べ物議をかもしました。

PS5を購入する際に型番を指定できないため、この時点では「新型PS5はハズレ」と言われるようになってしまいました。

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その翌週になってHardware Busters Internationalが異を唱える動画をアップしました。Hardware Bustersがファンの回転数とパワーを測定したところ、新型はCPUの冷却性能が旧型よりも優れており、メモリの冷却性能は劣っていることがわかり、総合的に見ると新型のヒートシンクは効率的になっているとしました。

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この主張によって、「新型PS5は軽量化に成功したためより優れている」という気分が広がり始めました。

そんな中、Digital Foundry誌にリードベッター氏とハードウェアアナリストのGamers Nexus氏の共同レポートが掲載されました。彼らの出した結論は「両モデルの違いはごくわずか」というものでした。

リードベッター氏は、ソニーが単にヒートシンクを小型化しただけでなく、メインボードと基盤を調整したことを指摘しています。

何日にもわたるテストから得られた教訓は、比較的簡単なものでした。

ボルテージレギュレーターの温度は改善され、メモリーの温度は改善された部分と悪化した部分があります(ただし、全体としては数度の差しかありません)。

確かに新型PS5の冷却装置は簡素化されていますが、内部温度の結果を見ると、温度が低い場合もあれば高温になる場合もある、とのことでした。

新型PS5が旧型と比べて優れているか、劣っているかという核心的な質問には、エンドユーザーの体験という点では、ほとんど同じであると答えることができます。


何度かに渡って紹介してきた新型PS5の冷却性能について、一応の決着を見たようです。といってもHardware Bustersの記事を紹介した折に「ファンの音が若干大きいことを除けば性能に差はない」と、まとめてしまいましたけど。

動作性能に影響を与えずにコストカットを実現して、それが軽量化にもつながったので設計者のすごさが分かりますね。ただ、ユーザーは右往左往師させられましたね。

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