「Switch Proは必要だと思わない」『World War Z』のリードデザイナーが語る

「Switch Proは必要だと思わない」『World War Z』のリードデザイナーが語る

『World War Z』のリードデザイナーが、Switch Proのような今より強力なSwitchは必要ないとの考えを語りました。

Switchは発売から4周年を迎え、昨年からSwitch Proなどと呼ばれる新モデルが出るという噂が飛び交っています。しかし任天堂が発表したのは性能的には据え置きとなる有機ELモデルであり、高性能バージョンを出すタイミングではないことを暗に示しました。

11月2日にSwitch版(海外)が発売される『World War Z』でリードデザイナーを務めるドミトリー・グリゴレンコ(Dmitry Grigorenko)氏は、現段階ではより強力なSwitchの必要性を感じておらず、現行のSwitchでできることはまだたくさんあると考えているようです。

Nintendo Everythingの取材で「Switch Pro」に求めるものがあるかどうか尋ねられたグリゴレンコ氏は次のように答えました。

求められている答えは「ビルドやパッチサイズの制限が少ない、全体的に優れたハードウェア」でしょうが、Switchにはそこまで強力なバージョンが必要だとは思いません。

Saber(訳注:『World War Z』を手掛けるSaber Interactive社)をはじめとする多くの才能あるスタジオが、不可能な移植など存在しないことをすでに証明しています。任天堂のゲーム機は、決してハードウェアのためではなく、ゲームプレイの体験を高める何かのためにあるです。彼らが次に何を考えて出すのか、私は待ちきれません。

Nintendo Everything

また、現在のSwitchのシステムは上限に達したと感じているか、という質問にも答えています。

私たちがSwitchでリリースするゲームは、どれも以前よりもハードをプッシュしています。『World War Z』はこれまでのプロジェクトよりも大きな挑戦でしたし、次のプロジェクトもきっと際立ったものになると思いますが、それはすべてゲーム次第です。

ゲーム業界では、外から見るととてつもなく複雑に見えることでも、開発中は実は簡単に実装できることがあります。そしてほとんどの場合はその逆で、シンプルなものには膨大な時間と労力がかかるものです。

Saberでは、すべてのSwitch版の移植において、素晴らしいゲームプレイを提供しつつ、ゲームの外観を美しく保つことで、素晴らしいバランスを実現したと思っています。

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『World War Z』を実際に移植した本人から、Switchはまだまだ戦えるとのお墨付きがでました。

『World War Z』は2019年にPS4、Xbox One、PCでリリースされたアクションシューターです。大量のゾンビを表示しなければならないことからSwitchではパワー不足と言われていましたが、オリジナル版の開発会社によって移植が実現しました。

『World War Z』の日本版は未定ですが、同スタジオが移植を担当した『ウィッチャー3』、『Vampyr』などでその力量を確認することができます。

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