任天堂、Switch Online+追加パックの改善を約束

任天堂、Switch Online+追加パックの改善を約束

任天堂は、Nintendo Switch Online+追加パックにファンからの批判が集まったことを受けて、改善と拡充を約束しました。

Nintendo Switch OnlineでNINTENDO 64とメガドライブのタイトルを遊べるようになる「+追加パック」のサービスが始まりましたが、エミュレーターの品質と価格設定から、任天堂史上、過去に類を見ないほどの批判が集まりました。

NINTENDO 64のエミュレーターにはボタン設定などの基本的な機能がなく、Joy-Conのデフォルトの設定では遊びにくいとされています。また、入力の遅延問題も報告されています。こういった問題を抱えながら、価格が基本サービスの約2倍に設定されており、不満を増長させています。さらに、サービス加入者向けに発売された64コントローラーは即日完売し、入手するには2022年まで待たなければなりません。

今回、こうして亀裂が入ってしまった任天堂とファンの関係を修復しようとする動きが、公開された資料から明らかになりました。

この資料は第2四半期決算のプレゼン資料で、Nintendo Switch Onlineのサービスがこの1年で大きく成長し、基本サービスの加入者数が3,200万人を超えたことが記されています。資料では+追加パックのことを指していませんが、「サービスの改善・拡充をすすめることで、お客様に満足いただけるサービスを追求していきます」と、漠然とではありますが問題の改善を示唆しています。また、同資料には「お客様との良好な関係を築き、未来へとつなぐ」という見出しで、品質にこだわることを約束しています。

任天堂がリリースしてきたゲームのカタログには大きな価値があり、過去のハードのタイトルでもいまだに売れ続けているものもあります。しかしこういったゲームの価値は、ユーザーの思い出によって強化されていることが多いため、扱い方には十分に注意してほしいものです。


Joy-Conドリフトの問題もそうですが、こういった批判にはすぐに反応して方針を示さないと、ユーザーの不満は積もっていきます。Joy-Conドリフトは何年も対応されず放置していると思われていましたが、実は発売以来何度も改良されていることが、5年目になってようやく明かされました。これはやり方が上手くないです。

ソニーはPS3とPS VitaのPSストア閉鎖を発表した際に大きな批判を受け、数日後それを撤回したということがありました。これが良い例というわけではありませんが、ユーザーは自分たちの声が届くという安心感を得たと思います。

任天堂の決算のプレゼン資料には「安全・安心なブランドを目指し、商品やサービスの展開、情報発信を行う」と記しています。これが上っ面だけでないことを願います。

参考資料

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