ブラックフライデーに最も売れたハードはXbox Series S‼ バージョン合算ではSwitchか?

ブラックフライデーに最も売れたハードはXbox Series S‼ バージョン合算ではSwitchか?

アメリカでこのブラックフライデーに最も売れたハードがXbox Series Sだという調査結果が出たようです。ただし、バージョン合算ではSwitchに軍配があがるかもしれません。

アメリカで一年のうちで最もゲームが売れるのがブラックフライデーです。ここでの売上が年間売上の大きな割合を占めるため、すべてのプラットフォームは毎年力を入れており、どのハードが勝者となるか注目されています。今年は最新ハードであるPS5、Xbox Series X/Sが品薄なため、Switchが有利であると考えられていました。

Adobe Digital Economy Indexの報告によると今年のブラックフライデーで最も売れたコンソールはXbox Series Sだということです。ライバル機であるPS5、発売されて間もないSwitch有機ELモデル、そして姉妹機であるXbox Series Xを押しのけて勝者となりました。Adobeから具体的な数字は報告されていませんが、追跡した1兆回を超えるサイト訪問者と、1000以上の小売店への調査で得られたデータだということです。

この勝利の理由はシンプルで、PS5、Switch有機ELモデル、Xbox Series Xがオンラインストア上で完売しているのに対し、Series Sはまだ購入することができたからです。買い物客が求めていたゲーム機ではないかもしれませんが、このシーズンに発売される大作ゲームが遊べるハードとして代わりに買われたようです。

Series SはSeries Xよりパワーの落ちるハードで、しかもメディアドライブを持たないデジタル専用機です。しかし、マイクロソフトがこの一年でプッシュしてきたXbox Game Passや、『Forza Horizon 5』、『Halo Infinite』といった優れたラインナップが購入の決め手となったものと思われます。

他のゲーム機に潤沢な在庫があれば順位は変わったかもしれません。さらに、スタンダードモデル、Lite、有機ELモデルと展開するSwitchシリーズの合計販売数では、Xbox Series X/Sを上回っていることでしょう。しかしAdobeの報告が正しければ、バージョン別ではSeries Sが最も売れていることは確実なようです。

発表当初、Series Sの必要性には懐疑的な声が大きく、新世代ゲームの足かせになりうる存在だとされていました。マイクロソフト内部でも反対の声が多かったようですが、Xboxの責任者であるフィル・スペンサー氏はこれを押し切って発売し、「Series SはSeries Xを上回る販売数になる」と予想していました。

Series Sは半導体不足による供給制限下でも生産でき、Series Xより2万円安価に次世代ゲームが遊べるハードとしてライトユーザーの選択肢にのぼったことが、今回の勝利に繋がりました。


フィル・スペンサーの戦略がばっちりはまりましたね。発表当時は中途半端に見えたスペックですが、スペックで言うとさらに劣るSwitchが世界で1億台も売れているんですよね。Game PassやXbox独占ゲームを見ているうちにどんどん魅力的に感じてくる面白いハードです。今後Series Xへの乗り換えサービスとかも出てきたら嬉しいですね。

参考記事

Xbox Seriesカテゴリの最新記事