【悲報】任天堂、eショップの裁判で敗訴:裁判官の助言を受け入れる

【悲報】任天堂、eショップの裁判で敗訴:裁判官の助言を受け入れる

任天堂が、ドイツで起こされたeショップの予約購入に関する裁判で、敗訴したことが判明しました。

ゲーム業界では常にさまざまな裁判が起こされ、争われています。古くはNINTENDO64で遊びすぎて指の皮が剥げたというものから、最近ではActivision Blizzardが社内の性的不祥事で訴訟を起こされ、大きな注目を浴びました。今回ドイツで起こされた裁判の結果は、今後の任天堂のeショップの運営に大きな影響を与えるかもしれません。

ニンテンドーeショップでは当初、予約購入(あらかじめダウンロード)のキャンセルができませんでした。予約すると即時決済となり、返金対応しない方針をとっていました。2020年9月になってこれが変更され、ソフト配信日の7日前に決済となり、予約日から7日前まではキャンセルが可能となりました。それと同時に「あらかじめダウンロード」の名称は、この7日前からの状態を指すよう変更されました。

この変更は海外での訴訟を受けての対応でしたが、今回の報道でまだドイツでは裁判が続いており、任天堂が敗訴したことがわかりました。この裁判はドイツ消費者団体連合会とノルウェー消費者評議会が起こしたもので、一審では任天堂が勝訴していました。上告されて控訴審での敗訴となりましたが、任天堂はこの結果を受け入れるようです。

海外のデジタルストアなどでよく見られるのは、購入から14日以内であれば理由を問われずキャンセルできるというものです。Steamではこれに加えてプレイ時間が2時間以内であれば返品できます。また、予約購入の場合は発売日までキャンセルが可能です。

任天堂のeショップと比較すると条件がゆるく、ユーザーフレンドリーであることがわかります。ただし、Steamの2時間以内キャンセルは悪用されるケースがあり、短いゲームを終わりまでプレイしてから返品するという「タダ乗り」が起きています。

任天堂はこの判決を受けてeショップの運営方針を変更する可能性がありますが、Steamと同じ方式までにはせず、段階的に返品を受け入れていくと考えられます。まずは発売日までの予約キャンセルが可能になる、というところが妥当なところではないでしょうか。


デジタルストアの返品問題は難しい部分がありますね。返品システムを利用してゲームを体験版のように遊ばれると、ストアやパブリッシャーの負担になってしまいますし、タダ乗りによって自由な発想のゲーム開発が阻害されます。

Steamでは返品を繰り返す悪質なユーザーは返金機能が制限されたり、返金に時間がかかったりします。任天堂にはこうした先達のシステムを参考にしながら、ユーザーが不利にならないショップを作っていってほしいです。

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